【MotoGP】シルバーストン・サーキット、2021年までMotoGPイギリスGPの開催契約を延長(motorsport.com 日本版)




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出典元: 昨年のイギリスGPは大雨に見舞われた

現在MotoGPを開催している、イギリスのシルバーストン・サーキットが少なくとも2021年まで開催カレンダーに留まる事が明らかとなった。

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 シルバーストン・サーキットは2018年に路面の再舗装を行ったが、降雨に見舞われたイギリスGPでは適切に排水がされず、4時間以上のセッションディレイの末に全クラスの決勝レースがキャンセルとなってしまった。

 その原因はMotoGP側によると新しく舗装した路面とされており、シルバーストン側は現在、路面の再舗装を計画。今年3月に初めてこの情報が確認されている。

 MotoGPのプロモーターであるドルナでCEOを務めるカルメロ・エスペレータは、シルバーストンが2020年以降もイベントを継続するためには路面の再舗装が必要だと語っていた。また、新たな路面の再舗装の取り組みが、MotoGPを誘致するためのFIMグレードAを保持するための必要条件だとも理解されている。

 前回はAggregate Industriesによって路面舗装が為されたが、6月に予定されている新たな舗装では建設ソリューション会社のTarmacに委任されている。

「ここに至るまでは、サーキットのスタッフによる多くの取り組みが必要でした。しかしその期間中ずっと、我々全員がF1とMotoGPという最も重要なイベントの将来を保証し、正しく決着させることに集中してきました」と、サーキットのマネージングディレクターである、スチュアート・プリングルは語った。

「世界的に著名な会社が路面の再舗装に取り組んでいます。そして、最も尊敬されているサーキットデザイナーのひとりである、ヤルノ・ザフェッリ氏がこの取り組みのエキスパートアドバイザーとして働くことになります」

「MotoGPの契約延長は我々シルバーストンにとって素晴らしいニュースであり、そして将来のMotoGP、全ての2輪の活動、そして我々サーキットの発展に向けた長期的な計画を立てることができるようになります。我々はMotoGPがイギリスのモーターサイクルにおける最高のイベントになることを楽しみにしています」

 シルバーストン・サーキットは2010年からMotoGPイギリスGPの開催地となっている。ここは以前、サーキット・オブ・ウェールズが2015~2019年の5年契約を締結した時にカレンダーから無くなる予定だったが、その建設は間に合っておらず、政府への資金提供の申請も却下されており、シルバーストンがカレンダーに残ることになっていた。

「シルバーストンとの契約延長は、今後3年に渡ってMotoGPイベントを成功させるという事についての、我々の信頼の証です」とエスペレータは語っている。

「シルバーストンはMotoGP開催地における最も歴史的な場所のひとつであり、我々はレースが将来に渡って成功を収めるのを確実にするために、彼らと緊密に協力してきました。そして、2018年のMotoGPでの一連の出来事があったので、我々はトラックの路面に関して必要な変更には何であれ協力するでしょう」

 なお、シルバーストン・サーキットのもうひとつの大きなイベントとしてF1が存在するが、その契約も今年までとなっているため、サーキットは延長について交渉中だ。