【MotoGP】KTMとザルコの“蜜月”は早くも終了? 「ザルコには“がっかり”だ」CEOが早くも口撃(motorsport.com 日本版)




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出典元: 苦戦が続くヨハン・ザルコ

今シーズン、新たにKTMへ加入したヨハン・ザルコ。彼はテック3ヤマハから2017年にデビューしてすぐ印象的な走りを見せ、KTMに熱心に勧誘され移籍を果たした。

【画像】フレームがカーボンに覆われたテスト仕様のマシン

 だが、KTM移籍後は、テック3で見せたような走りの再現はできていない。

 ザルコは4戦が終了した時点で7ポイントを獲得。しかし、まだKTMのRC16を上手く手懐けられておらず、チームメイトのポル・エスパルガロに遅れを取っている。

「ヨハンのパフォーマンスには、単純に満足できないものだ」と、ピエラはmotorsport.comの独占取材に語っている。

「彼は問題を抱えているが、それは彼自身の心理的な物だ」

「最近、彼はこれまで長年に渡って代理人を務めていたローラン・フェロンと袂を分かっている。フェロンは彼をここに据えた男だ」

「彼の周囲の人々は今、他の何よりもやっかいな問題を作り出している」

「MotoGPのようなレベルの競争では、最後のステップは常に心理的なものになる。それに以外にも、彼は我々のバイクがヤマハの直列4気筒のそれとは違うということを受け入れる必要がある」

「私は我々の設定した目標を達成するレベルに彼が到達するまで、後押しするだろう。それは確かなことだ」

 開幕から4戦を終えた段階で、KTMはマニュファクチャラーランキングで昨年よりも7ポイント多い21ポイントを獲得したが、順位は最下位に沈んでいる。

 これらのポイントは全てエスパルガロの獲得したものだ。彼はこれまでの4戦全てで他のKTMライダーよりも上位でフィニッシュしている。

 またピエラは、RC16の進歩はこうしたリザルトが示しているモノよりも大きいと考えている。

「我々がMotoGPで期待している目標は、今年達成されると考えている。そして、その進捗自体は現在のポイントが示しているモノより大きい」とピエラは語る。

「先程も言ったように、ガッカリしているのはザルコについてだ。彼はそこに達していない。一方で、オリベイラについては満足しているよ」

 また、ピエラは現在のところ、全体的にMoto2でKTMが苦戦している状況についても不満を漏らしている。今シーズン、エンジンがトライアンフにスイッチしてから、KTMは表彰台を獲得できていない。

「Moto2のプロジェクトはかなり頭にきている。私が言いたいのはマシン開発についてだ」

「ライダーについて話しているわけではない。なぜなら、我々にはブラッド・ビンダーというこのカテゴリーでベストなライダーがいるからだ」

「次戦ルマンで、我々はマテリアルの面で一歩前進することができるだろう」