阪神原口が2軍戦で初安打 大腸がんから再起期す(日刊スポーツ)




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出典元: 阪神対中日 2回裏阪神無死、原口は中前打を放つ(撮影・加藤哉)

<ウエスタン・リーグ:阪神-中日>◇9日◇鳴尾浜

大腸がんから再起を期す阪神原口文仁捕手(27)が復帰後、初安打を放った。

【写真】練習でキャッチボールする原口

実戦復帰2戦目、「5番・DH」でスタメン出場。2回の第1打席で中日の左腕、垣越の変化球をうまくミートし、中前へ運んだ。実戦復帰2打席目での安打。多くのファンが詰めかけたスタンドからは拍手が巻き起こった。

4回の第2打席は1死一塁。中日3番手石田の135キロ直球を背中に受け、死球。一瞬、スタンドからは心配の声があがったが、原口は痛がるそぶりも見せず、ダッシュで一塁へ向かった。

18年10月以来、207日ぶりの実戦復帰となった8日中日戦(鳴尾浜)は、8回に代打で出場。右飛に倒れたが、持ち前のフルスイングで打球をフェンス際まで運び、大歓声を浴びた。 18年の年末に大腸がんと診断され、19年1月末に手術を受けた。3月上旬には2軍に合流し、復帰前日の7日には全体練習にも合流した。

グラウンドに立つ背番号94の姿を待ちわびた多くのファンから「おかえりー!」と言葉を受けた原口。復帰戦後には「生きてることがすごくありがたい。野球ができるのも幸せなこと」と、プレーできる喜びをかみしめた。

「これからどんどん出場機会を増やして、また1軍の戦力になるために結果を出して、やっていきたいと思っています」

この日は復帰後、初の先発出場で数打席に立つとみられる。一歩ずつ、復活への歩みを進めている。