F1スペインGPで中団争いに新たな展開? マクラーレンは進歩に自信(motorsport.com 日本版)




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出典元: 中団争いをリードするマクラーレン

マクラーレンのスポーティングディレクターを務めるジル・ド・フェランは、スペインGPで勢力図が大きく変わる可能性があると考えている。

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 2019シーズンのF1は4戦が終了し、第5戦スペインGPで本格的にヨーロッパラウンドが幕を開ける。例年、各チームはスペインGPにアップデートを持ち込んでくるため、スペインGPは第2の開幕戦とも呼ばれる。

 メルセデス、フェラーリ、レッドブルといったトップ3チームとの差は大きいものの、”ベスト・オブ・ザ・レスト”を争う中団チームは僅差であり、ド・フェランはわずかなアップデートでも、勢力図に変化をもたらすのには十分だと考えている。

「バルセロナでは、多くのチームが様々なモノを持ち込むので、”ビッグ・シャッフル”が起きる可能性がある。我々がそれをコントロールすることはできない」

 そうド・フェランは語った。

「我々は、自分たちにできることをコントロールするだけだ。我々が今のマシンの長所と短所を理解できているというのは、ポジティブなことだと私は思う」

「バルセロナで我々がどういう位置にいるのか、私には分からない。一歩一歩進んでいくだけだ」

 今年のマクラーレンはこれまで順調な戦いを見せており、4戦を終えてコンストラクターズランキング4位につけている。アゼルバイジャンGPでは、カルロス・サインツJr.が7位、ランド・ノリスが8位を獲得。2台ともにポイントを獲得するのは、昨年のアゼルバイジャンGP以来、丸1年ぶりとなった。

 しかしド・フェランは、さらに前進を果たすためには、やるべきことがたくさん残っていると話した。

「(アゼルバイジャンGPは)良い気分だった。言うまでもなく、(接触で2台がリタイアした)中国は残念なレースだったが、ダブルポイントで立ち直ったのは良いことだ」

「しかし、先走りするのはやめよう。まだまだたくさんの仕事が残っている。だから歩き続けるんだ。チームは現場でもファクトリーでも、素晴らしい仕事をしている」

「ピットストップにその良い兆候が現れていると思う。1年を通して改善を続けているし、バクーで我々はピットストップで本当に良い仕事をした」

「昨年以来、我々は自分たちが抱えているあらゆるチャンスとあらゆる弱点を見極めようとしている。ゆっくりと、だが確実に改善しようとしているんだ」

 ド・フェランは、サインツJr.とノリスの進歩にも励まされていると付け加えた。

「ドライバーの面では、ランドが素晴らしい仕事をしているし、カルロスもそうだ」

「彼(サインツJr.)は開幕3レースは不運だった。でもふたりともペースは良いし、チームやお互いともうまく協力しあっている。良好な関係を築き続けているんだ」