琴鎌谷が勝ち越して新十両望み「やっとここまで」(日刊スポーツ)




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出典元: 花道から引き揚げる琴鎌谷(撮影・河田真司)

<大相撲夏場所>◇12日目◇23日◇東京・両国国技館

佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)の長男で、祖父に元横綱琴桜を持つ東幕下2枚目琴鎌谷(21=佐渡ケ嶽)が7番相撲で勝ち越しを決めて、来場所の新十両へ望みを残した。

【写真】琴鎌谷は押し出しで美ノ海を破り勝ち名乗りを受ける

東十両14枚目美ノ海(26=木瀬)を押し出し。中に潜り込む相手を左へうまくいなして、難なく退けた。周囲の結果次第では新十両も十分にあり得る。

「(勝ち越しは)うれしいけど、その前の3番を勝てなかったので…」。3連勝からの3連敗。師匠に「十両とか考えずにラクにいけ」と背中を押された。埼玉栄高を経て、15年九州場所の初土俵から22場所。入門当時は現幕内の兄弟子、琴恵光にまるで歯が立たなかったが、関取衆にも対抗できる力を身につけた。「それを考えると、やっとここまできたなと思う。部屋の関取衆、親方衆、師匠、先代…いろんな方に支えられてここまできた」。

今場所、大銀杏(おおいちょう)を結って土俵に立つのは2度目。「まだ2回目なので頭が気になってしまった」と、あどけなく笑った。