マクラーレンのカルロス・サインツJr.、最後方から望外の8位入賞「投げやりな態度になっていてゴメン!」|F1オーストリアGP(motorsport.com 日本版)




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出典元: カルロス・サインツJr.(マクラーレン)

F1第9戦オーストリアGPで8位に入賞したカルロス・サインツJr.(マクラーレン)は、後方からのスタートが決まっていたため、チームに酷い態度をとっていたとレース直後に謝ったという。

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 マクラーレンは今回、ルノーのスペックBと呼ばれる最新仕様の内燃エンジン(ICE)をサインツJr.のマシンに投入することを決断した。しかし、彼は開幕戦でパワーユニット(PU)トラブルに見舞われたこともあって、オーストリアGPでグリッド降格ペナルティを受けることになった。

 合わせて他の全PUコンポーネントも交換したため、サインツJr.は最後列スタートが確定。予選でアタックする意味がなくなり、サインツJr.はQ2ノータイムで予選を終えていた。

「僕はとても落ち込んでいたんだ」と、彼はmotorsport.comに語った。

「なぜ僕があんなに酷い1日を過ごしたのか分からない。ずっと機嫌が悪かった」

「ある時点では、僕が無礼な態度を取っていたとすら思う。僕はチームのみんなに謝った。とてもつらい1日で、その日が終わるのを待ちきれなかったんだ」

「予選モードさえ使っていなかったので、新しいエンジンのパワーを感じることすらできなかった。日曜日の僕は全く別人だった。それでも、8位でレースを終えられると思っていなかったし、あんなにペースが良いとは思ってもみなかった」

 サインツJr.は、レース後半にフロントウイングを破損していなければ、さらに上位を狙えていたはずだと振り返った。

 19番グリッドからミディアムタイヤでスタートしたサインツJr.は、41周を走ってピットイン。ハードタイヤに履き替えた。レース終盤には、6番手を走っていたチームメイトのランド・ノリス、7番手のピエール・ガスリー(レッドブル)との差を詰めていった。

「素晴らしいペースだったので、僕はちょっと驚いた」と、サインツJr.は語った。

「僕は序盤にオーバーテイクをするんじゃなくて、スタート直後からタイヤを労っていた。最終スティントに向けてタイヤの違いを生み出したかったんだ。タイヤの劣化が進むにつれて、僕のレースはますます良くなっていった」

「第2スティントの僕はとても速かった。ある時点ではファステストも記録したんだ。そこから中団チームのマシンを次々に交わしていった。すると突然、前にガスリーとランドが見えてきた。1周に0.5秒ずつ彼らに追いついていたんだ」

「だけど、僕がガスリーの3秒後方まで追いついたちょうどその時、フロントウイングが壊れた。どうしてかは分からない。縁石の影響だと思うけど、それで空力のバランスがかなり悪くなった」

「僕はフラップをまるまる失って、なんとか8位を持って帰らなければならなくなった。(アルファロメオのキミ)ライコネンに抜かれそうだったけど、ポジションを守れたんだ」