【MotoGP】ザルコ「フィードバックは似ている」ペドロサの復活はKTMに光をもたらすか(motorsport.com 日本版)




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出典元: ペドロサがバルセロナ公式テストで遂に復帰

KTMのヨハン・ザルコはテック3からの移籍以来、苦戦している。チームメイトのポル・エスパルガロにも遅れを取る状況が続いている。

【画像】“走る”ダニ・ペドロサ(KTMカラーver)

 また、望むような結果が出ないことからの焦りか、ザルコはKTMのマシンに対する不満を、国際映像のカメラの前で爆発させてしまった。それによってKTMのCEOであるステファン・ピエラから”たしなめられる”事態にまで達してしまった。

 ただ、第7戦カタルニアGPの直後に行われたバルセロナ公式テストにおいて、負傷によって長期に渡って離脱していたダニ・ペドロサが復帰。ザルコは、元ホンダのレジェンドライダーでありKTMのテストライダーに就任したペドロサのコメントにより、自身のフィードバックがより価値あるものになると考えているようだ。

「(ペドロサのコメントによって)僕のコメントが以前よりもはるかに良く考慮されるようになるから、僕の助けになるんだ」とザルコは言う。

「僕が何かを言ったら、ヤマハのようなバイク作りを求めているのではないかと、疑念を持たれていた。だけど、僕はただ良いバイクを作りたいだけなんだ。ダニも(バイクについて)同じコメントをしている。彼はヤマハに一度も乗っていないのに、素晴らしいことだよ。つまり、僕のコメントはバイクをより良くしたいという意味で、ヤマハのバイクを作りたいということではないんだ」

「だいたい6カ月間も苦戦してきたからね。今はもう安心できるよう願ってるよ」

 カタルニアGPではKTMでのベストリザルトとなる10位に入ったザルコ。彼はバルセロナ公式テストと、その後行われたプライベートテストでも開発作業を続けた。

「シーズン序盤のヘレステストと計画は同じで、レースウィーク後の月曜日と水曜日にもバイクに乗った。とても疲れてしまったけど、それは常にマシンと格闘しているからなんだ」

「バルセロナでは、より良いラップタイムを記録できたし、水曜日までエネルギーを維持することができた。だからそういった所は、僕がエネルギーを節約して、コンスタントさを見出す助けになるし、ポジティブな点だ。それからバイクの良いベースを作る鍵になると思っている」

 一方、チームメイトのエスパルガロは公式テストでクラッシュを喫した影響で、プライベートテストは不参加となっていたが、ペドロサが復帰したことで影響はそれほど大きくなかったという。

「僕が水曜のテストに参加できず、ヨハンだけがテストをしている所を想像してほしい。僕らはヨハンを信頼しているけれど、入ってくる情報は半分なんだ」とエスパルガロは言う。

「そして、(テストには)ダニが居た。プロジェクトにとって、ダニのテストはとても重要なものだ。KTMの将来にとってもね」

「なので、少し外側からテストを見るのも良かった。そういったのは好きではないけど、バイクに乗らず、何が起こっているのかをチェックするのも良かったよ」