かど番貴景勝「いい感じ」久々実戦は電車道で全勝(日刊スポーツ)




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出典元: 名古屋場所出場に向けて相撲を取る稽古を再開した貴景勝(右)(撮影・佐藤礼征)

大相撲夏場所で右膝を負傷して途中休場した大関貴景勝(22=千賀ノ浦)が、かど番となる名古屋場所(7日初日・ドルフィンズアリーナ)出場に向け、名古屋入り後初めて相撲を取った。2日、名古屋市北区の部屋で同部屋の三段目力士、幕下力士と計5番取って全勝した。

【写真】相撲を取る稽古を再開した貴景勝

土俵で相撲を取るのは、再出場して敗れた夏場所8日目の碧山戦以来44日ぶり。本場所が5日後に迫り、調整遅れが懸念されるが、出場に向け1つのめどが立ったようで「僕の中ではすごくいい。これなら問題ない。出るつもり、というか出ます。まだ時間があるから明言はしないけど、出ないつもりだったら名古屋には来ない」と断言した。

相撲勘、肉体面ともに万全を強調した。計5番は全て電車道で押し出し。「最初は久しぶりで高さや角度がおかしかったけど、2番目からスッと(相手の懐に)入れて問題なかった」。立ち合いで踏み込まず、三段目力士の当たりを受け止める稽古も2番行い「右足を後ろにして残っても、そんなに怖さはなかった」と好感触。治療による筋肉量の低下も心配されたが「いい感じ。ばっちりです」とまで言った。

ただ、残り4日で関取衆と相撲を取る予定はなく、調整不足は否めない。2場所での大関陥落を避けたい22歳は「不安や怖さはない」と言い切るが、周囲の不安は拭い切れていない状況だ。【佐藤礼征】