【MotoGP】ドゥカティの“協力体制”は続くのか? ペトルッチ、自制の6位に不満げ(motorsport.com 日本版)




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出典元: ペトルッチの契約更改はまだ発表されていない

MotoGP第8戦オランダGPでドゥカティ勢は苦戦。ファクトリーライダーのアンドレア・ドヴィツィオーゾとダニーロ・ペトルッチは4位をジョアン・ミル(スズキ)と争い、バトルを続けていたことでフランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハ)の接近を許してしまった。

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 ラストラップはドヴィツィオーゾがペトルッチの前で突入したが、最終的にペトルッチはポジションをモルビデリに渡すこととなった。

 ペトルッチはイタリアGPでキャリア初優勝を収め、その後彼はチームメイトのタイトル獲得を助けることに集中すると語っていた。しかし、ペトルッチはラストラップにドヴィツィオーゾに対してアタックをしかけなかったことで、自身のレースを犠牲にしてしまったと明かし、現在の状況は自身を難しいポジションに置いていると不満を零した。

「ドヴィとの争いはとても難しかったし、素晴らしいバトルだった。僕は彼がチャンピオンシップで2位ということもあって、常に注意を払っていた。だからリスクのあるオーバーテイクは避けていたんだ」

「だけどラストラップでは、彼にアタックをしなかったために、自分自身を守ることができなくて、モルビデリは最終コーナーで僕をパスしていった」

「彼がそこにいて、強力に近づいてきているのは分かっていた。だけど僕は普通でない立場にいて、僕にとってはとても難しかったことは明らかだ」

「恐らく、僕がチャンピオンシップで3位になることを予想している人は誰一人いなかっただろうからね」

「僕らの目標はアンドレアがチャンピオンシップで勝つことだ。だから彼らは僕に何も危険なことはしないように話していた。そして今日、僕が彼を追い越そうとしたなら、何かリスクのある動きをする必要があっただろうね」

 ペトルッチはこれから先のレースでのドヴィツィオーゾとのバトルに関して、ドゥカティとさらに話し合いたいという。

「それがバイクを降りてから最初にすることだ。僕らは次のレースでの事を決めるために話し合うべきだ」

 一方でドヴィツィオーゾは、自分たちが“賢い”方法で取り組んでおり、ドゥカティがチームランキングで45ポイントをリードしていることでそれは証明されていると語った。

「僕たちは賢いやり方で動いている。僕が彼にアタックすれば、彼は僕をアタックするようにね。ル・マンや今日でさえもだ。ただ、軽率にアタックする必要は無い。“知的に”戦うこともできるんだ」と、ドヴィツィオーゾは言う。

「他のファクトリーチームと比べて僕らが稼いだポイントがどのくらいかを見れば、6チームの中で最も強いことが分かるはずだ。だからつまり、僕らは上手くできているということだ」

「ただ、残念ながらいくつかのレースでは僕らは先頭を争うことはできないんだ」