“口内劣化”をくい止める2つのポイント。唾液腺を刺激し、よく笑い食べること!(OurAge)




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出典元: 簡単なエクササイズを覚えて、唾液を出す習慣をつけよう

体の中で最も早く老化が進むのはどこかご存知だろうか?肌や髪ではなく、実は「歯や口の中」といわれている。こうした“口内劣化”が出てくる40~50代は、20~30代で治療した部分に不具合が出る時期でもあり、歯科の専門的治療以外に日々のケア、歯に対する考え方を変えていくことも大切だ。この世代が特に意識すべきポイントを、日本アンチエイジング歯科学会理事・歯科医師の佐藤由紀子さんと、米国補綴歯科学会認定医の天野聖志さんのお二人に挙げてもらった。未来の健康のために今から実践を!

●食べる前の5分、唾液腺刺激で口内を改善

唾液は口内環境を整えるだけでない効果があるといわれている。
「唾液には成長ホルモンの『パロチン』が含まれています。さらに、唾液に含まれるペルオキシダーゼは活性酸素を除去する作用も。ほかにも、消化を促し、免疫力を上げる効果もあります。でも、加齢やストレス、女性ホルモンの減少などで唾液が出にくくなっている人も多いよう。食事前に簡単なエクササイズで唾液を出す習慣をつけましょう」(佐藤先生)

1. 唾液腺がある場所は、耳の横にある耳下腺、エラの下にある顎下(がっか)腺、あごの下にある舌下腺の3カ所。
2.耳横の耳下腺は、内側にクルクルと円を描くように刺激。
3. 顎下腺は、親指であごの骨の下内側の柔らかい部分を、エラからあご先に向けて少しずつ刺激。
4. 舌下腺は、あごの下から舌を押し上げるような感じで親指で刺激。どれも各5回ずつ行う。

●よく笑う、よく食べるは、口内エクササイズと思うべき

「口は日々食べたり、しゃべったり、笑ったりして活動する部分でもあります。特別なエクササイズをするよりも、この基本的な機能を最大限に生き生きさせてあげることが大事。思いっきり笑えば、口のまわりの筋肉を使い、唾液分泌も促されます。食事もおいしく食べれば咀嚼力も鍛えられます。ただ、ストレスがあると唾液分泌は低下します。ですから、ストレスをためずに、楽しく笑顔をつくり、楽しく食べることです」(佐藤先生)

イラスト/内藤しなこ 取材・原文/伊藤まなび